北海道電力が北海道泊村の泊原発3号機で導入を目指すプルサーマル計画について、道と地元四町村が設置した有識者検討会議(
高橋知事は「提言を尊重しつつ、道民の一層の安全確保に努めたい」と述べ、安全最優先を強調した。
提言は「ウラン燃料のみを利用する場合と同様に、安全性が確保される」とする最終報告のほか、高レベル放射性廃棄物の最終処分場の確保を国に要望すべきなどとする付帯意見を付けた。検討会議には、道民らから約千六百件の意見や質問が寄せられたという。
北電は二〇一〇年度末までの導入を目指し、四月十八日に道と泊村などに事前協議を申し入れている。