大阪市浪速区の1歳11カ月の女児が12日未明、意識不明で病院に運ばれ、14日に死亡したことが分かった。浪速署は事件、事故の両面で捜査を始めた。司法解剖して詳しい死因を調べる。
亡くなったのは浪速区の会社員庄司恵美さん(26)の娘千富美ちゃん(1)。
浪速署によると、同居している無職男性(27)が12日午前0時40分ごろ、ぐったりした千富美ちゃんを市内の夜間診療所に連れてきた。救急病院に搬送したが、十四日正午すぎ、急性脳腫脹で死亡した。
男性は「車の運転中におでこをぶつけたことはあった」と説明。庄司さんは「原因は分からない」と話しているという。千富美ちゃんは16日が2歳の誕生日だった。
同じマンションに住む男性(28)は「部屋から毎晩泣き声が聞こえていた。夜泣きかと思っていたが、数日前から聞こえず気になっていた」と話した。