ノーベル物理学賞を受賞した高エネルギー加速器研究機構(茨城県つくば市)の小林誠こばやし・まこと名誉教授(64)が十四日、式典のあったストックホルムから成田空港に帰国した。
小林さんは空港での記者会見で「授賞式で他の受賞者と話したことが良かった」と語り、メダルや鳥の絵が描かれた賞状を手に持ち、笑顔をみせた。今回が家族との初の海外旅行になったことについても「家族も楽しんでいた」と満足そうな表情だった。
ただ「式典の会場はリラックスできるようになっていたが、タイトなスケジュールで疲れてしまった。自宅で休みたい」と述べ、今後は「何ができるかわからないがゆっくりと考えたい」と話した。
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