地元のそば愛好家でつくる「東城手打ちそばの会」が13日、庄原市東城町の老人保健施設「こぶしの里」で打ちたてのそばを振る舞った。
施設に入所・通所する計90人の前で、打ち手3人が手順を説明しながら水回し、こね、のし、切りなどの技を披露。いずれも「素人そば打ち」の有段者とあって、流れるような手つきに拍手が起きる場面もあった。
辛味大根やなめこが入った冷たいぶっかけそばができ上がると、お年寄りたちは「新そばは味が違う」「おかわりしたい」と喜び、のどごしを楽しんだ。
【写真説明】そば切りの鮮やかな手つきに見とれるお年寄り