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2008年12月14日(日) 18時19分

討ち入りの日、赤穂で義士祭…米国人も「武士の心わかった」読売新聞

 忠臣蔵でおなじみの赤穂浪士が吉良邸への討ち入りを果たした14日、ゆかりの兵庫県赤穂市で、赤穂義士祭が開かれ、大石内蔵助ら四十七士にふんした市民らが市街地を練り歩いた。

 赤穂城跡大手門前を出発してJR播州赤穂駅まで約1・3キロを歩き、沿道には約10万人が詰めかけた。白と黒の装束に身を包んだ「義士」が、陣太鼓に合わせ、「エイ、エイ、オー」と勝ちどきを上げると、見物客は拍手や歓声で応えた。

 やりを持って「義士」を務めたアメリカ人の経営コンサルタント、ワーリー・バーカーさん(50)(神戸市灘区)は「サムライにあこがれていたのでとてもハッピー。主君に尽くす武士の気持ちを理解できた」と話していた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081214-00000026-yom-soci