2008年12月14日(日) 16時33分
知事自らハンドマイク=拉致風化阻止訴え−埼玉(時事通信)
北朝鮮人権侵害問題啓発週間の14日、「救う会埼玉」などによる街頭演説と署名活動が、さいたま市のJR浦和駅前で行われた。同県関係では、拉致被害者田口八重子さん=失跡当時(22)=がいるほか、特定失踪(しっそう)者も14人いる。
演説には田口さんの長男の飯塚耕一郎さんのほか、拉致問題解決に力を入れる上田清司知事も参加。雨の中、自らハンドマイクを握り、「拉致被害者、家族の方のつらい気持ちを100パーセント共有できないかもしれないが、応援はできる。同じ日本人として、絶対に取り戻したい。この問題に興味を持っていただきたい」と、1時間近くにわたり、県民に協力を呼び掛け、署名活動にも参加した。
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