国土交通省広島国道事務所は12日、広島市中区の紙屋町地下街シャレオに設置している公共交通機関の総合案内所「iモビリティセンター」を本年度末で廃止すると発表した。設置費や運営費に充てられてきた道路特定財源の来年度からの一般財源化を控え、更新時期を迎えた主要機材の変更は難しいと判断した。
iセンターは、2001年のシャレオ開業時に、広島国道事務所とシャレオを運営する広島地下街開発が5億3000万円をかけて開設した。このうち道路特定財源は約4億円を占めた。案内員と17台のディスプレーで、広島都市圏の公共交通機関の乗り換えや、シャレオ周辺の観光施設などの情報提供をしてきた。
毎年度の運営費にも道路特定財源が充てられており、昨年度は総額4800万円のうち2000万円を占めた。
ディスプレーやサーバーが更新時期を迎えたため、広島国道事務所などでつくる利用促進会が対応を協議。昨年度の1日平均の利用者は開設当初の240人から半減し、道路特定財源の一般財源化に伴う関連予算の行方も見通せないことなどから廃止を決めた。
【写真説明】本年度での廃止が決まったiモビリティセンター