てんぐの伝説がある群馬県沼田市の迦葉山弥勒寺で13日、恒例の大てんぐ面やお堂のすす払いが行われ、僧侶らがこの1年で積もったほこりを竹ぼうきで払い落とした。
弥勒寺には開運や交通安全を祈願した顔の長さ5・5—6・5メートルの大てんぐ面3基が奉納され、12月13日は「日々吉日」の日とされている。
羽仁素道住職は「今年は政治も経済も不安な1年だった。すすと一緒に払い落とし、来年はえとのウシのようにしっかり大地に足をつけ、前に進む一年にしたい」と締めくくった。
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20081213-OHT1T00178.htm