2008年12月13日(土) 16時59分
【聴きごろCD】ギターの神様、寺内タケシの円熟味(夕刊フジ)
ギターの神様の古希を祝した寺内タケシ&ブルージーンズの記念アルバム「ミスター・レジェンド」(キング)は、円熟の技が光る。
エレキ1本で挑んだのは、歌謡曲、アニメソング、童謡、スタンダード、ジャズ、カントリー、バラード、映画音楽、ラテン、カンツォーネ、民謡、長唄と驚くほど広いジャンル。オリジナルは、当時のメンバーだった加瀬邦彦氏が作曲した「ブルージーンNo.1」を新録音。
これらが、どこを切っても金太郎飴のように寺内節になっている。ベンチャーズの「ウォーク・ドント・ラン」をジャズ・バージョンにアレンジするなど、とんがった気骨は衰えていない。いまどきのコンピューター主体の録音方法を良しとせず、ブルージーンズの機材をフルセットで横浜・保土ヶ谷公会堂に持ち込んで、たった6人でフルオーケストラのスケール感に挑んでいる。神様は枯れないのだ。
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