2008年12月13日(土) 13時01分
支援中断なら無能力化遅延=北次官が警告−6カ国協議(時事通信)
【北京13日時事】6カ国協議の北朝鮮首席代表、金桂冠外務次官は13日、エネルギー支援が中断されるなら「核施設無能力化のスピードを調節する」と述べ、対抗して無能力化作業を遅らせる考えを明らかにした。首席代表会合の開かれた北京から帰国前、空港で記者団に語った。
金次官はまた、米政府が北朝鮮のテロ支援国指定解除を取り消す可能性に関連して、「また(テロ支援国の)帽子をかぶせようとするなら、米国は政治も法律もない国だ」と反発した。
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