2008年12月12日(金) 13時55分
橋下知事、光市弁護団に856万支払い 「遅延損害金がかかる…」(産経新聞)
山口県光市の母子殺害事件の男性被告(27)=死刑判決を受け上告=の弁護団への懲戒請求を呼びかけたテレビ番組での発言をめぐる訴訟で、広島地裁に800万円の賠償を命じられた大阪府知事の橋下徹弁護士が、遅延損害金を含め計約856万円を原告の弁護士4人に支払っていたことが12日、分かった。この訴訟で橋下弁護士は控訴している。
原告側の関係者によると、橋下弁護士側からの支払いがあったのは10月27日。原告1人あたり200万円の賠償金に、遅延損害金を加えた856万円が支払われたという。原告側は橋下弁護士側の控訴を受けて附帯控訴の準備を進めており、「趣旨は不明だが賠償の一部として受領した」としている。
これに対し、橋下弁護士は12日、報道陣の取材に「遅延損害金が1年で40万円かかるので、まず先に払うことにした」と説明。さらに「自分の表現方法をおわびする気持ちは変わっていないが、表現の自由について自分の思うところがあったので控訴はしている」と述べた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081212-00000554-san-soci