日本学士院(久保正彰院長)は12日の総会で、難病「ライソゾーム病」の研究を進めた鈴木邦彦・米ノースカロライナ大名誉教授(76)ら新会員6人を選んだ。 ほかは竹下守夫駿河台大総長(76)、龍田節同志社大特別客員教授(75)、菅野和夫明治大法科大学院教授(65)、新開陽一大阪大名誉教授(77)、西田篤弘宇宙科学研究所名誉教授(72)。
学士院は文部科学省の特別の機関。会員は学術面の功績が顕著な科学者から選ばれる。終身任期の特別職の国家公務員で、年250万円の年金を受け取る。会員数は計134人になった。