米玩具小売りチェーン大手「KBトイズ」が11日、米連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用を申請した。米メディアが伝えた。在庫一斉セール後、400店以上展開している店舗をすべて閉め、卸売り事業を売却する。
KBは「経済環境の悪化が売上高の急減を引き起こした」としている。直近の2か月間、既存店売上高は前年よりも2割程度落ち込んだという。
KBは1922年に創業。パートを含む従業員が1万人を超え、年間売上高は約4億8000万ドル(約440億円)。2004年に経営破たんし再建、投資会社の傘下にある。(共同)
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20081212-OHT1T00177.htm