下松市花岡地区のお年寄りらが11日、正月に花岡八幡宮の鳥居や神殿に飾るしめ縄を作った。老人会でつくる花岡友愛クラブが20年以上前から毎年取り組んでおり、メンバー64人が参加した。
地元の農家から提供された稲わらを使って3人1組で作業。「よいしょ」と声を掛け合いながら約50センチのわらを数本に束ねてねじり、継ぎ足していった。
鳥居にかける約9メートルの大しめ縄5本をはじめ長さの違う計20本。メンバーは注文票をチェックしながら慎重に組み上げた。18日に神職や総代らが取り付ける予定だ。
【写真説明】声を掛け合いながらしめ縄を作るお年寄り