2008年12月11日(木) 21時40分
<民主党>菅代表代行「話し合い解散」を首相に呼びかけ(毎日新聞)
民主党の菅直人代表代行は11日の会見で、来年1月の通常国会冒頭の「話し合い解散」の断行を麻生太郎首相に呼びかけた。首相が総額2兆円の定額給付金構想を白紙撤回し、同額を緊急雇用対策の補正予算案として提出すれば、与野党合意で年内に成立させると断言。併せて来年1月25日(大安)の投開票が望ましいとの考えも示した。
菅氏は「08年度第2次補正予算案に定額給付金が盛り込まれれば賛成できない」と述べた上で、2次補正の関連法案審議を民主党が参院で引き延ばせば実施は3月以降にずれ込むと指摘。「衆院選で国民が信を置く内閣を作るのが、政治を機能させる唯一の現実的な道だ」と強調した。
ただ、2次補正の柱に据えた定額給付金の撤回要求をのむのは、政府・与党にとって非現実的。菅氏も党幹部とすり合わせたものではなく「政治家・菅直人の個人的な考え方」と断った。【田中成之】
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