駒ヶ根市が市民向けに配信している「こまちゃん防犯防災メール」を送信するシステムのプログラムの一部が書き換えられていたことが10日わかった。個人情報の流出などは確認されていないという。
市によると、10日朝に一斉送信した催眠商法に関する注意喚起のメールの本文に、「タグ」と呼ばれるアドレスのようなものが勝手に添付されているのを、市職員が同日午後、発見。サーバーが置かれている市内の業者に確認し、プログラムの書き換えがわかった。市は、922件の配信先に、問題のメールの削除を求めるメールを送った。
こうした行為は、「SQLインジェクション」と呼ばれるサイバー攻撃の一種で、システムに侵入し、悪質なものだと、内部の情報を引き出したり、ウイルス感染を引き起こしたりするという。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/news/20081211-OYT8T00092.htm