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2008年12月11日(木) 00時00分

グーグル、米国で「Google AdWords」の酒類広告制限を緩和読売新聞

 Googleはオンライン事業からの収入増を狙う取り組みの一環として、米国で一部酒類のテキスト広告表示を許可し始めている。

 GoogleのAdWordsチームのAmanda Kelly氏は米国時間12月8日のブログ投稿で、「われわれは今秋、ビールに関連したポリシーを変更し、広告主が米国でAdWords経由で広告を出すことを初めて許可することとなった。この1年間に広告主から寄せられたフィードバックを受け、本日より、米国ユーザーをターゲットとした蒸留酒・リカー類の広告も許可することとなった」と話している。

 Googleは10月より、ビール、ワイン、シャンパンの広告を許可し始めている。だが、蒸留酒の広告に対しては取り扱いが異なり、他のものほど直接的ではないようになっている。

 「蒸留酒・リカー類に関する最新のポリシーに従い、広告主は、レシピやブランドメッセージなど広告主がウェブサイトに掲示している蒸留酒とリカー類に関する情報の形でプロモーションしなければならない。われわれのプログラムは、蒸留酒・リカー類の販売を直接プロモーションする広告を許可していない。対照的に、ビールの広告主は自社製品の販売を直接プロモーションする広告を掲示できる」とKelly氏は説明する。

 広告表示にも制限がある。Googleのアルコール関連の広告ポリシーによると、アルコール関連広告はすべて「non-family safe(家族向きではない)」と分類され、広告の配信方法に影響を与える。

 Kelly氏によると、Googleはアルコール関連広告の配信を段階的に他の国でも開始する計画だという。(CNET Japan)

http://www.yomiuri.co.jp/net/cnet/20081211nt17.htm