2008年12月11日(木) 09時56分
TSUTAYA「世界初」ダビング可能なハイデフ映像配信サービスを発表(Oh! MyLife)
株式会社アクトビラ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:山地浩)と、TSUTAYAグループの株式会社ツタヤオンライン(本社:東京都港区、代表取締役社長:澤根浩一)は、デジタルテレビ向けのコンテンツ配信サービス「アクトビラ」上で展開している「TSUTAYA TV on acTVila」において、ダウンロード型の高画質映像配信サービス「TSUTAYA TV セルスルーサービス」と「TSUTAYA TV ダウンロードレンタルサービス」を12月19日(金)より開始することを発表した。
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インターネット経由でデジタル家電にハイデフ(高画質)映像をダウンロードして視聴できるサービスは日本で初めて。
セルスルーサービスでは、視聴期限のないハイデフ映像コンテンツを、対応しているデジタル液晶テレビやブルーレイレコーダーにダウンロードして楽しめるサービス。最大2回までブルーレイディスクやDVDなどのリムーバブルディスクにダビングできるのが特徴。視聴料金は、映画1作品あたり平均3675円(税込み)、TVシリーズ1作品あたり893円(税込み)で提供する。
12月10日に東京・渋谷で行われた会見で、ツタヤオンライン執行役員の渡邊健氏は、
「ダウンロードしたハイデフ(高画質)の映像コンテンツをダビングできるのは世界で初めて。ハリウッドと交渉の末、ハイデフのまま最大2回までのダビングが可能となった」
と、同社の新サービスに自信をのぞかせた。
ハイデフのダウンロードセルサービスに対応しているのは、現在、パナソニックより発売されている「ブルーレイDIGA」の3機種、および日立製作所より発売されている薄型液晶テレビ「Wooo」の8機種の合計11機種。今後、多くのメーカーから対応機種がでることを望むとし、早期に5万人の利用者数を目指す。
また、技術的にもライセンス的にも、SDカードやメモリースティックなどのフラッシュメディアや、ホームネットワークに容易に接続できるDLNA機器にも対応できるとし、今後、対応製品の発売が期待される。
ダウンロードレンタルサービスでは、ダビングはできないが、映画1作品あたり平均735円(税込み)、TVシリーズ1作品あたり368円(税込み)で、48〜72時間の期限付きハイデフ映像をダウンロードして楽しむことができる。
アクトビラは、対応したデジタルテレビやデジタルレコーダーにインターネットケーブルをつなぐと、天気予報や交通情報などの生活情報などが無料で見られるサービス。(インターネット回線、プロバイダ接続料は別途必要)パナソニックやソニー、シャープ、東芝、日立、ビクター、EIZO、FUNAIなど、多くのメーカーが対応機器を発売している。
(記者:森 直央)
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