沖縄県警那覇署は11日、コンビニで店員を刃物で脅し、たばこを奪ったとして強盗と建造物侵入の疑いで沖縄本島南部に住む中学3年の少年(14)を逮捕した。少年は数日前から家出中で「金に困ってやった」と話しているという。
調べによると、少年は11月26日午前2時ごろ、那覇市三原3丁目のコンビニで男性店員に果物ナイフを突きつけ「早くレジを開けろ」と脅迫。店員が逃げ回ったためレジを開けるのをあきらめ、たばこ2カートン(計6000円相当)を奪って走って逃げた疑い。
少年は約1時間後、コンビニから約800メートル離れた路上にいるところを、那覇署員に補導されたが、犯行時はサングラスをかけてタオルで覆面をした上、ヘルメットもかぶっていたため強盗の容疑者とは分からなかったという。
その後、防犯カメラに写った背格好や周辺の聞き込みなどで、少年が容疑者として浮上。数日前から事情聴取し、容疑を認めたため逮捕した。