2008年12月11日(木) 23時49分
東山道?大津市の「近江国庁」近くで道路跡出土(読売新聞)
奈良〜平安時代の役所・近江国庁跡近くの中路(ちゅうろ)遺跡(大津市神領)で、東西に延びる幅約12メートルの道路跡が見つかり、市教委が11日、発表した。
近畿から東北へ通じていた古代の官道・東山道(とうさんどう)の一部とみられる。過去に出土した道路跡と交差していた可能性が高く、市教委は「地方の中心地が都市計画に基づいて整備されたことを裏付ける発見」としている。
道路跡は、交通の要衝だった「勢多橋」(瀬田の唐橋)の約800メートル東で見つかり、東西の長さ約5メートル分を確認。2001年に国庁跡の南側で見つかった幅約24メートルの南北道路跡と接続していたと推定される。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081211-00000068-yom-soci