2008年12月10日(水) 21時52分
紛争終結へ結束を=アハティサーリ氏−ノーベル平和賞授賞式(時事通信)
【ロンドン10日時事】今年のノーベル平和賞授賞式が10日、ノルウェーのオスロで行われた。受賞者のアハティサーリ前フィンランド大統領(71)は「争いを永続させることは許されない」とし、戦火や暴力にさらされる人々の苦しみを終わらせるため国際社会の結束を呼び掛けた。
アハティサーリ氏は記念演説で、調停役として和平プロセスに携わってきた数々の紛争に触れた上で、「平和は(人間の)意志によってもたらされる」と強調。その上で「すべての紛争は解決が可能だ」と訴えた。
また、最も解決が急務なのは中東問題との認識を示し、オバマ次期米大統領に対し、中東和平の実現を就任1年目の優先課題にするよう求めた。
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081210-00000197-jij-int