2008年12月10日(水) 20時46分
<日興コーディアル証券>1000人以上が希望退職に応募(毎日新聞)
米金融大手シティグループ傘下の日興コーディアル証券が募った希望退職に、1000人以上が応募していたことが10日、分かった。応募数は全社員約7000人の15%近くに当たる。シティは金融危機を受け、全世界で5万人超の社員の追加削減に着手しており、日本国内で個人向け証券業務を展開する日興コーディアルの希望退職もその一環。
8日に募集を締め切った日興の希望退職は来年3月末時点で40歳以上の社員が対象。定員は設けておらず、応募者全員には年収の2倍程度の割増退職金を支払う予定。
シティは今年1月、日興コーディアルグループ(現日興シティホールディングス)を完全子会社化するなど、本格的に日本でのビジネス展開に着手した。しかし、金融危機の影響で、日本事業の見直しを進めており、日興の社員、役員の削減に加え、日興シティ信託銀行の売却に向け、国内の信託銀行と交渉している。【瀬尾忠義】
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シティグループ
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