北海道警は10日、聞き込み先の女性宅で下半身を露出したなどとして、旭川方面本部管内の警察署に勤務する交通課の男性巡査長(42)を停職3か月の懲戒処分とした。巡査長は同日、依願退職した。巡査長は「部屋に下着が干してあり、急にムラムラした」と話したという。
監察官室によると、巡査長は10月16日、聞き込みで訪問した40代の女性宅で下半身を露出し性的交渉を求めた。女性の母親が帰宅したためやめたが、母親が20日、署に相談して発覚した。巡査長は1人で聞き込みをしていたという。
監察官室は事件性について「検討はしたが、犯罪に該当しなかった」と説明。監督責任を問い、署長ら上司3人も口頭注意とした。
鳥井優二監察官室長は「警察官として誠に遺憾な行為。今後より一層、指導教養を徹底し再発防止に努めたい」とコメントした。
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