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2008年12月10日(水) 06時02分

勝木容疑者「思い出せるよう頑張る」…東金女児死体遺棄事件スポーツ報知

 千葉県東金市の路上で保育園児・成田幸満(ゆきまろ)ちゃん(5)が遺体で見つかった事件で、逮捕された勝木諒容疑者(21)が東金署捜査本部の調べに「(事件のことを)思い出せるように頑張る」と供述していることが9日、分かった。自分なりの言葉で事件当時の行動を説明しようとしているという。

 また4月、勝木容疑者の自宅マンション前の路上で小学4年の女子児童(10)が、勝木容疑者とみられる男に追い回されていたことが判明。声を掛けて幼い女の子を誘うところが幸満ちゃん事件と類似しているとみて、捜査本部は関連を慎重に調べている。

 勝木容疑者は6日朝に任意同行を求められた直後、調べに腕を組んで黙り込み「女の子と会ったが、よく覚えていない」などと供述していた。

 しかし数時間後には一転「靴と衣類を袋に入れて、捨てたのは僕です」「女の子を置いてきた」などと具体的な供述をするようになった。

 さらに逮捕翌日になると「母親に心配を掛けると思い、(遺体を)外に置いた」などと遺棄の動機につながる供述を始めている。

http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20081210-OHT1T00103.htm