2008年12月09日(火) 18時01分
解雇予告「悔しさと怒り」=いすゞ期間従業員−横浜(時事通信)
解雇予告の効力停止などを求める仮処分を横浜地裁に申し立てたいすゞ自動車藤沢工場の期間従業員三浦慶範さん(27)らが9日午後、横浜市内で記者会見し、「正社員になるという話を進めていた矢先だった。怒りと悔しさがわいた」と、通告を受けた際の心境を語った。
三浦さんは2006年から同工場で働き、大型トラックの組み立てラインで部品の加工を担当していた。
雇用契約を数回更新、今回の期限は来年4月2日までだったが、会社側から11月中旬、経済の悪化と減産を理由に、今月26日に解雇する予告を受けたという。
神奈川労連の水谷正人議長によると、同社栃木工場で解雇通知を受けた期間従業員らの労働組合に三浦さんらも加入。今後、連携を取りながら同社と交渉を進めたいとしている。
今回の申し立てに対し、いすゞ自動車広報部は「申立書が届いておらず、内容を把握していないのでコメントできない」としている。
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081209-00000134-jij-soci