2008年12月09日(火) 13時36分
「4℃」や「UNITED ARROWS」とコラボモデルを発表 富士通製ドコモ端末(Oh! MyLife)
富士通は12月8日、都内のホテルで会見を行い、ファッションブランド「4℃」「ユナイテッドアローズ」とのコラボモデルを発表した。11月5日にNTTドコモが主催した年末商戦向け携帯端末発表会後の追加発表という形になる。
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■ダイヤが埋め込まれた清楚で知的な「4℃」ケータイ
若い女性に人気の「4℃」とのコラボモデル「F-02A 4℃ Collaboration」は、端末に天然のダイヤが埋め込まれているほか、特製ストラップやエコバックなどが同梱(どうこん)される。
さらに発売日を、当初予定していた年明けからクリスマス前の12月中旬に繰り上げた。クリスマス商戦を意識してのもの。
「4℃」ブランドを展開するエフ・ディ・シィ・プロダクツの田村英樹代表取締役社長は、
「シンプルで清楚(せいそ)、そして知的と言ったキーワードにこだわった」
と話す。
■ビジネスシーンにマッチする「UNITED ARROWS」ケータイ
ユナイテッドアローズとのコラボモデル「F-04A UNITED ARROWSブランドコラボレーションモデル」は、ビジネスマンのスーツをイメージしたデザインになっており、手帳やペンなどのビジネス小物のようなテイストになっている。同端末とメモ帳を収納できる革製のケースが同梱される。
発売は2009年2月以降を予定している。富士通の大谷信雄モバイルフォン事業副本部長は、
「春商戦の前に出して、新入社員や学生にどんどんアピールしたい」
と話した。
ユナイテッドアローズの岩城哲哉代表取締役社長は、
「日本の新しいライフスタイルに貢献したい。携帯電話が必需品になったのであればその中で最大の価値を提供したい。不慣れな分野ではあるがチャレンジしてみようと思った」
と携帯電話とのコラボレーションに前向きな意向を示した。
「4℃」「ユナイテッドアローズ」両コラボモデルとも、各ブランドのイメージに合わせた壁紙やメニューが収録されている。
■無限の可能性を秘める10兆円市場
会見では同社の携帯電話戦略についても触れられた。富士通の富田達夫副社長は、携帯電話の市場環境が厳しくなっているとした上で、
「しかしながらいまだに1.6兆円に相当する4000万台の市場が国内にはある。関連する議場を加えると10兆円を超える。これからのユビキタス社会の到来に向けた無限の可能性を持った市場だ」
と胸を張った。
(記者:山本 宏樹)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081209-00000009-omn-mobi