2008年12月09日(火) 20時19分
岡田ジャパン 来年は「エコジャパン」?(産経新聞)
短期合宿ではコンセプトの確認やオフ期間の過ごし方に加え、持久力アップも一つのテーマだった。このため、「呼吸商」と呼ばれる測定法で各選手のエネルギー消費効率を測定。選手は体にマスクとコードをつけ、徐々にペースを上げながら15分間走った。
走った際に消費するエネルギーは主にグリコーゲン(糖質)や脂肪。ダッシュなどの無酸素運動で糖質を使うと、有酸素運動のときの8倍の速さで燃焼するほか、糖質には限りがある。このため持久力を保つには極力糖質の消費を抑えることが必要になる。
8日夜のミーティングでは専門家を招き、「脈拍130ぐらいで30分間ジョギングする」などの対策となる練習方法が伝授された。巻は「2カ月くらいで効果が出るらしい。省エネできるのであればありがたい」と話した。
岡田監督は「われわれは走り勝たなくては話にならない。呼吸商はより効率的に走るための指標」と話す。環境問題に関心の強い指揮官だけに、来年の代表は「エコジャパン」?
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