2008年12月09日(火) 19時11分
「国益主張、間違いではない」 NHK古森委員長が最後の会見(産経新聞)
21日に退任する古森重隆NHK経営委員長(富士フイルムホールディングス社長)は9日、最後の記者会見で、NHKの海外向け国際放送をめぐり、国益を主張するよう執行部に求めたことが朝日新聞などで批判された問題について、「万国公法、世界の常識、歴史に基づいて、当然日本の権利である国益を主張するのは何の間違いもない」と改めて語った。
古森委員長は「かなり誤解して報道された。偏狭なナショナリズム、日本だけよければいいというエゴイズムを報道しろと言ったのではない」と説明。「国の宣伝機関であってはならないとどこかの新聞が社説で書いたが、国の正当な権利はきちんと諸外国に発信しないといけない。これは訂正願いたい」と語った。
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