2008年12月09日(火) 00時27分
消費税上げ、時期・幅明記せず=中期プログラムへ方針−自民税調(時事通信)
税制抜本改革に向けた政府・与党の中期プログラムの作成に関連し、自民党税制調査会(津島雄二会長)は8日、同プログラムの基礎となる2009年度与党税制改正大綱では消費税率の引き上げ時期や幅は明記しない方向で調整に入った。大綱では抜本改革の基本的な考え方を示すにとどめ、具体的な数字の言及は見送る方針だ。
自民税調は同日、幹部による非公式会合を都内で開き、中期プログラムの扱いなどを協議した。
与党は09年度大綱の中で、消費税などの将来的な見直しの方向性を提示。これを踏まえ、政府が与謝野馨経済財政担当相を中心に同プログラムを年内に策定する。
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