北海道の釧路市動物園に雄として“婿入り”しながら、雌だと判明したホッキョクグマのツヨシと、同居中の雌クルミの2頭の誕生会が7日、同動物園で開かれた。
ツヨシは11日で青年期の5歳、クルミは26日で結婚適齢期の12歳に。2頭には好物のケーキや浮き球がプレゼントされ、来園した子どもたちが「誕生日おめでとう」と声を掛けた。
雌報道で一躍脚光を浴びた2頭には、秋田県の男鹿水族館や大阪市の天王寺動物園から「ぜひ嫁に」と縁組の打診も来ているが、山口良雄園長は「クルミの繁殖を先に考えている。年明けから道内動物園との協議を始めたい」と話した。
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20081207-OHT1T00241.htm