2008年12月07日(日) 22時12分
還暦に踊る“聖夜の少女” みずみずしく森下洋子さん(読売新聞)
バレリーナの森下洋子さんが60歳の誕生日を迎えた7日、東京・府中の森芸術劇場で「くるみ割り人形」の主人公少女クララ役を踊った。
3歳でバレエを始め、12歳でデビューした森下さんは、磨き抜かれた美しいポーズを随所で見せ、クララが聖夜に夢の世界を旅しながら成長する姿を2時間、みずみずしく演じた。
厳密に型を守って長時間踊り続ける古典バレエの主役は体力と集中力を要するため、還暦を過ぎたダンサーは世界的にもまれ。
終演後、森下さんは「きょうは通過点。無事に終えられて本当にうれしい」と話した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081207-00000039-yom-soci