2008年12月05日(金) 11時41分

前任者も背任容疑で書類送検＝キックバック80万円−埼玉県国民年金基金・警視庁（時事通信）

　埼玉県国民年金基金が発注した小冊子製作をめぐる事件で、同基金常務理事黒沢博史容疑者（62）の前任者が業者に水増し請求をさせて約80万円の損害を与えたとして、警視庁捜査2課は5日までに、背任容疑で前常務理事の男（68）ら3人を書類送検した。
　水増し分はキックバックさせ、税引き後の金のうち約18万円を前常務理事が、残りの約54万円を黒沢容疑者が受領したという。　

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