2008年12月05日(金) 20時19分
<裁判員制度>コールセンターに辞退の質問9000件(毎日新聞)
最高裁は5日、裁判員候補者向けのコールセンターに対して、開設から5日間で計約1万5680件の問い合わせがあったと発表した。約57%(約8970件)は裁判員の辞退に関する質問で、「強制するな」などの苦情は約3%(約470件)だった。
コールセンターは、候補者通知を発送した翌日の11月29日に設置。休みの日曜を除く4日までの5日間の電話内容などを集計した。
最も電話が多かったのは2日の約4730件で、その後は減少傾向。内容は(1)辞退理由全般=約3960件(2)70歳以上、学生を理由とした辞退=約2280件(3)病気、けがによる辞退=約1270件−−が上位を占めた。
一方、候補者がブログや会員制サイトに身元を明らかにして書き込みをしている例が確認されており、最高裁はホームページで「インターネットなどでの公表は法律で禁止されている」と注意を呼び掛けている。【北村和巳】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081205-00000115-mai-soci