2008年12月04日(木) 13時52分
OHT粉飾決算、前社長逮捕へ=利益4億5000万円水増し−広島地検(時事通信)
相場操縦事件の舞台となった東証マザーズ上場の電気検査装置製造会社「オー・エイチ・ティー」(OHT、広島県福山市)の粉飾決算事件で、広島地検は4日、前社長(53)が主導した疑いが強まったとして、金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)容疑で、近く逮捕する方針を固めた。証券取引等監視委員会とともに事件を解明する。
関係者によると、前社長らは2006年4月期連結決算で、実際は3億100万円の赤字だったのに、利益を約4億5400万円水増し。1億5300万円の黒字とした虚偽の有価証券報告書を中国財務局に提出するなどした疑いが持たれている。
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