2008年12月03日(水) 08時48分
巡査長、500万円提供=拘置の男に、便宜発覚恐れ−携帯貸与、たばこも・警視庁(時事通信)
警視庁玉川署の留置係の男性巡査長(27)が先月、同署に拘置中の無職の男(21)=強盗傷害罪などで起訴=に携帯電話を不正に使わせた上、男から「便宜供与をばらす」と脅され、現金500万円を渡していたことが3日、分かった。同庁は巡査長の懲戒処分を検討するとともに、男を恐喝容疑で逮捕する。
同庁によると、巡査長は先月初めごろ、同署の拘置施設内で、禁止されている私物の携帯電話使用を男に見つかり、「まずいですよ」と指摘された。
巡査長は口止めのため、男にたばこを提供し、施設内での喫煙を認めたほか、私物の携帯電話を貸して、男が70回以上、電話やメールで外部と連絡するのを許していたという。
男はさらに、「携帯電話を使わせたのがばれたら、くびになる。金を出せ」と恐喝。巡査長は現金500万円を施設内で男に渡した。巡査長が先月下旬ごろ、上司に相談して問題が発覚した。
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