記事登録
2008年12月03日(水) 16時19分

「ポッカレモン100」 公取委排除命令へ 防カビ剤混入産経新聞

 飲料大手ポッカコーポレーション(名古屋市)が販売したレモン果汁製品をめぐり、防カビ剤の混入を把握しながら、「不使用」と表示して販売したとして、公正取引委員会が近く景品表示法違反(優良誤認)で、同社に排除命令を出す方針を固めたことが3日、分かった。

 ポッカは今春以降、こうした製品表示が景表法に抵触すると認識しながら、7月に公取委の指摘を受けるまで販売を続けており、公取委は不当表示と判断したとみられる。

 関係者によると、対象は同社が販売した「ポッカレモン100」の「300ミリリットル」「450ミリリットル」など5種類の製品。

【関連記事】
ゆったり新座席一つもなし 全日空「プレミアムクラス」CMに排除命令
テレ東の子会社に排除命令 公取委、通販番組の枕で
ハーフカシミヤで不当表示 日本生協連に排除命令
「六甲のおいしい水」不当表示 ハウス食品に排除命令
「地域ナンバー1」ってどの地域? あやふや表示に消費者は疑問、公取委調査

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081203-00000111-san-soci