2008年12月02日(火) 20時01分
ブッシュ大統領、イラク諜報活動失敗を“痛恨事”にあげる(読売新聞)
【ワシントン=本間圭一】「私には戦争の準備が出来ていなかった」。ブッシュ米大統領は1日放映された米ABC放送とのインタビューで、2期8年間の「痛恨事」として、2003年3月に開戦したイラク戦争を挙げた。
大統領は、その最大の理由として、「イラクでの諜報(ちょうほう)活動が失敗したことだ」と述べ、中央情報局(CIA)を始めとする情報機関などが指摘した大量破壊兵器(WMD)が実際、イラクに存在しなかったことを悔いてみせた。
ブッシュ政権の任期は残り約50日となったが、イラクでの米軍要員の死者は4000人を超え、なお14万人余が駐留する。大統領は、早期撤退を求める世論について、「私は戦争を望んでいたわけではなかった」と弁明した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081202-00000054-yom-int