2008年12月02日(火) 16時25分
gOS、Netbook向けブラウザOS「Cloud」発表(ITmediaニュース)
低価格PC向けLinuxを手掛ける米Good OS(gOS)は12月1日、ブラウザのような新OS「Cloud」を発表した。
【拡大画像を含む記事】
CloudはWebブラウザに縮小版Linuxを統合した「ブラウザOS」。見た目はタブブラウザのようで、起動すると検索ボックスと各種Webサービスへのショートカットアイコンを並べた画面が表示される。
CloudではWeb閲覧、電子メールなど基本的なアプリケーションを使うことができ、WindowsやLinuxに切り替えてデスクトップアプリケーションを使うこともできる。タブを使って複数のアプリケーションを同時に実行することも可能。
Cloudのハード要件は標準的なx86プロセッサ、128MバイトのRAM、35Mバイトの空きストレージ。どのOSとも互換性があるという。
gOSはパリで開催のNetbook World Summitで、台湾のGIGABYTEのタッチスクリーンNetbookに搭載されたCloudを披露する。デモ版では英語、中国語、日本語、韓国語をサポートするが、gOSはPCメーカー向けに言語パックでカスタマイズ対応するとしている。GIGABYTEはCloudとWindows XPを搭載したタッチスクリーンNetbookを2009年初めにリリースする予定。
【関連記事】
・
199ドルのLinux搭載PC、Wal-Martで発売
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081202-00000066-zdn_n-sci