2008年12月01日(月) 14時33分
オウム真理教の観察処分、公安庁が3度目の更新請求(読売新聞)
来年1月末で期限切れとなるオウム真理教に対する団体規制法の観察処分で、公安調査庁は1日、教団が依然として松本智津夫死刑囚(53)の影響下にあり、「無差別大量殺人に及ぶ危険性がある」として、処分期間を3年間更新するよう求める請求書を、公安審査委員会(田中康久委員長)に提出した。
更新請求は3度目。教団では昨年、上祐史浩・元代表(45)が新団体「ひかりの輪」を設立しているが、公安庁は、上祐派は教団と一体とみており、一括して更新請求した。
観察処分は、公安庁が教団に立ち入り検査を行うなどするもので、2000年から教団に適用されている。今回の請求について公安審は来年1月中に結論を出すとみられる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081201-00000030-yom-soci