2008年11月30日(日) 09時52分
米の年末商戦、今年は「最悪」か…消費者の財布のひも固く(読売新聞)
【ニューヨーク=山本正実】米国の年末商戦が「感謝祭」明けの28日、本格的にスタートした。
米小売業界は年間売上高の約4割をこの商戦で稼いでいるが、金融危機の影響で消費者心理は一段と冷え込んでおり、厳しい商戦が予想される。
ニューヨーク中心部にある大手百貨店メーシーズの店舗では、早朝午前5時の開店と同時に大勢の客が訪れ、40%引きの衣料品や均一価格のアクセサリーなどが人気を集めた。
米国では、感謝祭翌日の金曜日は「ブラック・フライデー」と呼ばれる。年末商戦が本格化するこの日を境に、業績が「黒字」に転じる企業が多いためだ。今年は、27日にセールを始めた格安量販店のKマートのように、1日早く商戦に入る店も目立った。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081130-00000007-yom-bus_all