2008年11月27日(木) 22時34分
エクスパック悪用対策で警察庁が郵便局に情報提供(読売新聞)
郵便事業会社の小型小包「エクスパック」を悪用した振り込め詐欺被害が急増していることから、警察庁は、詐欺グループが使っている私設私書箱の住所などの情報を、管轄する郵便局に提供することを決めた。
そのあて先に配達物があった場合、差出人に振り込め詐欺ではないか確認するよう郵便局側に要請し、被害を水際でブロックする考えだ。
同庁によると、エクスパックは、500円の専用封筒を購入すれば、ポストから投函(とうかん)するだけで、第三者と接する機会が少ないことから、被害者が詐欺に気づきにくいとされる。警察がATM(現金自動預け払い機)周辺の警戒を強めた今春以降、振り込め詐欺に悪用されるケースが急増し、4月には全振り込め詐欺被害の6・2%だったが、10月は14・3%を占めている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081127-00000061-yom-soci