2008年11月27日(木) 00時00分
ドンキ放火男を相場変動目的で告発 証券取引等監視委(産経新聞)
東証1部上場の量販店「ドン・キホーテ」の株価を下落させる目的で横浜市内の店舗に放火し、地元新聞社に「制裁はまだ続きます」などとする脅迫文を送りつけたとして、証券取引等監視委員会は26日、金融商品取引法違反(相場変動目的による暴力・脅迫)罪で、同市磯子区、電気設備工、関根英雄被告(36)=現住建造物等放火未遂罪などで起訴=を横浜地検に告発した。
相場変動目的の暴行・脅迫の適用は初めて。神奈川県警も同日、同法違反の疑いで関根被告を横浜地検に追送検した。
告発によると、関根被告は今年7月2日、ドン・キホーテ東名横浜インター店2階に放火する直前に同社株を空売りし、後に買い戻して十数万円の利益を上げた。また、翌3日には神奈川新聞社に脅迫文をファクス送信し、同社店舗の安全性への不安をあおった。
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