2008年11月25日(火) 01時29分
英景気刺激策、2兆9000億円=付加価値税2.5%下げ(時事通信)
【ロンドン24日時事】ダーリング英財務相は24日、下院で予算編成方針について演説し、景気減速に対応した総額200億ポンド(2兆9000億円)規模の景気刺激策を発表した。付加価値税(VAT)の税率を、来年末までの時限措置として現行の17.5%から15.0%に引き下げることが柱となる。
一方で同相は、景気刺激策に伴う財源不足を補うため、歳出抑制と富裕層向けの課税強化も打ち出した。また同相は、2009年の同国国内総生産(GDP)伸び率について、0.75%との見通しを示し、従来見通しの1.75〜2.25%から大きく下方修正した。
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