2008年11月24日(月) 03時18分
世界最速の発生技術開発=物理現象利用の乱数−拓大とNTT(時事通信)
半導体レーザーを組み合わせ、毎秒17億ビットの速度で0と1の乱数を発生させる技術を開発したと、拓殖大とNTTコミュニケーション科学基礎研究所の研究チームが24日、英科学誌ネイチャー・フォトニクス電子版に発表した。
物理現象の観測値を利用して生み出す「物理乱数」では、世界最高の発生速度。データ通信の秘密を暗号で守るセキュリティー技術などに応用できるという。
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