小中学生から創作詩を募る「第7回木下夕爾賞」の表彰式が23日、福山市丸之内のふくやま文学館であった。同館と中国新聞備後本社の主催。
特選、優秀、入選を受賞した30人と学校賞3校を表彰。3人の審査員が「心が自由で、本当の自分を出し切ったとき、いい詩が書ける」などと心構えを述べた。磯貝英夫館長たちが受賞者に賞状や記念品を手渡した。
その後、特選と優秀の12人が自分の詩を朗読。妹への愛情をつづり、特選に選ばれた福山市立水呑小4年門田葵さん(9)は「大切な妹ができたうれしさを伝えたかった。受賞をきっかけに詩を書き続けたい」と喜んだ。
入賞詩集は500円で販売する。同館=電話084(932)7010。
【写真説明】磯貝館長から賞状を受け取る受賞者