きらびやかな稚児衣装をまとった子どもたちが町内を練り歩く「天童行列」が23日、広島市西区草津東の慈光寺の周りであった。本堂を約300年ぶりに建て替えた同寺の法要の一環で、子どもの晴れ姿を住民たちが温かく見守った。
広島県内外から零歳から小学生まで53人が参加。草津公民館をスタートし、近くの御幸川沿いに慈光寺まで、約400メートルをゆっくりと歩いた。男子は烏帽子、女子は金色の飾りを頭に着け、金襴(きんらん)の上着と紫色の袴(はかま)姿で行列をつくった。
【写真説明】きらびやかな衣装を着て「天童行列」をつくる子ども