岩国市由宇町の銭壷山(540メートル)で23日、自転車レース「ツール・ド・ゆう」があった。山口県内外から177人が出場し、紅葉が鮮やかな登山道を駆け上がった。
地元住民らでつくる実行委の主催。山のふもとからスタートし、ゴールの山頂を目指す8.2キロと中腹からの4.5キロの2コース。自転車の種類や年齢別に分かれた計14部門で、タイムを競った。
選手たちは、急な上り坂が続く難コースを、息を切らしながら懸命にペダルをこいだ。沿道では、住民や家族らが「頑張れ」など声援を送っていた。
【写真説明】急こう配の坂道を懸命に上る選手たち