NHK経営委員の選出のあり方を考えるシンポジウムが二十二日、東京都内で開かれた。国会で経営委の人事案が不同意となったことなどを受け、パネリストの前委員の
シンポは「NHKを監視・激励する視聴者コミュニティ」(共同代表・
昨年六月までの二期六年間、委員を務めた小林名誉教授は「私は放送やメディアにまったく疎い人間。いきなり総務省から電話があり、詳しい仕事内容は説明されずにかかわることになった」と就任の経緯を説明。「(委員選出は)公募など透明性を持たせることが大切」と述べた。
経営委の人事案をめぐっては二十一日、四人のうち三人が参院の同意を得られず白紙に戻った。