2008年11月23日(日) 21時31分
<元次官宅襲撃>こんな悪いやつ、まさか息子が…容疑者の父(毎日新聞)
小泉毅容疑者の父親(77)は23日、自宅で報道陣に対し「これほど悪いやつがおるんか、という気持ち。まさか我が子が。ショックでいても立ってもいられなくなった。裁判を受ける前に自分で腹を切れ、と言いたい。我が身をささげたい気持ちです」と話した。
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父親によると、小泉容疑者は小学生時代、外でみんなと遊び回る活発な少年だった。中学校でも自転車を持っている友達と一緒に走り回っていたという。中学3年時に同じクラスだった男性は「人付き合いが良かったという印象。どちらかというとにぎやかなタイプで、しゃべりやすかった」と話した。
中学で小泉容疑者の担任だった男性(73)は「テレビで見る威張ったような態度や、車中のふてぶてしい顔は(中学時代からは)全く想像できない。どちらかというと、口数は少なく物静かなタイプだった。脳裏にあるのは、数学が得意だったことと、いつもニヤニヤしていたこと。(教え子が)こんなことになって悲しいよ」と語ると、涙で話せなくなった。
高校時代は将棋に親しんだ。家では友達と遊んだり、山に登ったりするのが好きだったという。【内田久光】
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