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2008年11月23日(日) 16時30分

情緒豊か「源氏物語の世界」中国新聞

 尾道市東久保町の浄土寺で、所蔵の市重要文化財「源氏物語絵扇面散屏風(せんめんさんびょうぶ)」を特別公開する「尾道源氏絵まつり」が開かれている。源氏物語の千年紀を記念し、茶会や講演会も開く。30日まで。

 屏風は室町時代の作とされ、縦155センチ、横365センチの六曲一双。54帖で構成する物語のうち「桐壺(きりつぼ)」「浮舟」など40帖の場面を扇状の60枚の金箔(きんぱく)に描く。扇絵は四季の順に並び、和歌も書き添えてある。

 午前9時—午後四4時半。入館料は400円。実行委事務局=電話0848(37)5080。

【写真説明】金色の扇絵に見入り、源氏物語の世界に浸る来場者

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200811230213.html